美味しいのそれぞれ

美味しいという感覚はとても相対的な概念です。
素材そのものの美味しさも、国や文化が違えば人によって感じ方は変わってきます。
甘味や脂質は脳が快楽を得る物質が含まれているので、夢中のなれる美味しさの反面、健康を損ないかねないので、ある意味危険な美味しさです。
お腹が空いてる時に、食事をすると何でも美味しく感じたりします。
特別な体験が美味しく感じさせることもあります。
旅先で食べる食事だったり、バーベキューだったり、キャンプのカレーや、山頂で淹れるコーヒーなど。外的要因の大きい非日常がもたらす美味しさです。
身近な非日常で言えば、プロの料理人が腕をふるうレストランのコース料理や記念日の食事は印象に残ります。
積み重ねてきた料理の技術や空間やサービスがバランスよく整っていて、全体的で総合的な思い出としての美味しさを演出します。
誰と何を食べるかも美味しいを左右します。
嫌いな人と一緒に料理を食べたら、きっと美味しいものも美味しくないでしょう。
心から信頼し合えるもの同士で、食事をするとやっぱり美味しいです。
美味しいにはそれぞれありますが、美味しいという感覚は、食べる側のシチュエーションや感受性も大きく左右します。